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デジタルハーツ、IPAの「中小企業向けサイバーセキュリティ事後対応支援実証事業」に採択~AI×専門人材により、政府の中小企業向けサイバーセキュリティ対策に貢献~

 株式会社デジタルハーツ (以下、「デジタルハーツ」)は、独立行政法人情報処理推進機構(以下、「IPA」)が公募する「中小企業向けサイバーセキュリティ事後対応支援実証事業」に採択され、東北地域の一部を対象とする実証事業を実施することとなりましたのでお知らせいたします。

 近年、サイバー攻撃のリスクはますます増大しており、十分なセキュリティ対策を講じていない中小企業において、セキュリティ上の問題からサプライチェーンに参画できない、といった課題が増加することが懸念されています。この背景には、中小企業においては、IT人材やセキュリティに関する知見が不足していることに加え、「自社が標的になるとは思わず、サイバー攻撃にあっていること自体に気付かない」といったセキュリティへの意識の低さ等が挙げられます。このため、IPAでは、中小企業におけるサイバーセキュリティの意識向上やセキュリティ対策の定着を目的として、「中小企業向けサイバーセキュリティ事後対応支援実証事業」を行う企業を公募することとなりました。
 こうしたなか、デジタルハーツは、仙台市を中心とする宮城県、福島県及び岩手県を含めた東北地域の一部(以下、「実証地域」)における中小企業を対象に、AIを活用したネットワークセンサー設置によるセキュリティリスクの可視化やサイバー対策コンサルティング等を行う「中小企業サイバーセキュリティお助け隊 in 東北」をIPAに提案いたしました。その結果、これらの事業計画が評価され、複数ある地域のうち東北地域における実証事業を担当することとなりました。
 デジタルハーツは、本実証事業を通じて、中小企業を対象としたサイバーセキュリティ対策に本格的に取り組むとともに、多様なニーズに応じたセキュリティサービスを提供することで、安心・安全なデジタル社会の創造に貢献して参ります。

■「中小企業サイバーセキュリティお助け隊 in 東北」のポイント

AIを活用したネットワークセンサーと専門人材による分析でセキュリティリスクを確実に可視化
Stellar Cyber社のAIを活用したネットワークセンサー「Starlight」により、重大なインシデントを効率的に収集し、さらにデジタルハーツの専門人材がその原因及び対策を分析し、わかりやすい表現で報告いたします。これにより、セキュリティの知見がない方にも正しく実情を理解してもらうことを目指します。

実証地域向けのセキュリティ情報サイトを開設し、インシデントが起こった際の対応策を公開
実証地域内のサイバーインシデントに関する情報を一元的に集約し、中小企業にとって分かりやすい情報に加工して発信するセキュリティ情報サイトを開設いたします。本サイトを通じて、困った際の相談窓口や、サイバー攻撃にあった際に事後対応を受けられやすい環境を構築し、実証地域内のサイバー対策強化を図ることを目指します。

中小企業が利用しやすいサイバーセキュリティ対策の定着に向けた、実証結果の公開
本実証事業の成果を公表することにより、ITベンダーや損害保険会社等がサービス提供を行いやすいオープンな環境を構築し、中小企業の実態に合ったサイバーセキュリティ対策の定着を目指します。

■「中小企業サイバーセキュリティお助け隊 in 東北」の概要 ※詳細はこちらをご覧ください。

実施期間2019年6月頃~2020年2月(予定)
対象実証地域(宮城県・福島県・岩手県)の中小企業100社~200社程度
※IPAと契約締結後、実証への参加企業の募集を開始いたします。
なお、参加企業に対しては、本実証事業の一環として、セキュリティリスク調査及び対策コンサルティングサービス等を無償で提供いたします。
実証事業の内容1. サイバーインシデント実態の可視化
2. 実証地域内のサイバー対策強化
3. 中小企業向けサイバーセキュリティ対策の事業化

(※) 各社の会社名、サービス・製品名は各社の商標または登録商標です。

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