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デジタルハーツ、ソフトウェアテストに関する国際的な資格認定機関であるISTQBの「Global Partner」認定を取得~グループ全体で350名以上の資格保有者を有し、全世界で9社目(※1)となる最上位の認定を取得~

 株式会社デジタルハーツ(以下、「デジタルハーツ」)は、2021年7月に、ソフトウェアテストに関する国際的な資格認定団体であるInternational Software Testing Qualifications Board(以下、「ISTQB」)のパートナープログラムにおいて、最上位となる「Global Partner」の認定を取得いたしましたのでお知らせいたします。

 昨今、ソフトウェアの品質・安全性確保に対する社会的ニーズが増大している一方、ソフトウェアはますます複雑化するとともに、開発期間も短縮化していることから、開発会社においては、効率的に精度の高いテストを実施するため、テスト工程を専門企業へアウトソースする傾向が高まっております。当社グループでは、これらの増加する需要に対応するため、これまで、ソフトウェアテストに関する専門的な知見を有する人材の採用・育成を強化するとともに、テスト自動化やアジャイルQA(※2)といった最先端技術・テスト手法へ対応できる体制の構築に努めて参りました。特に人材育成においては、当社グループに登録している約8,000名のテスターの中から、潜在的な能力を有する人材に対し、独自の教育プログラムやアライアンスを活用した研修制度を提供することで、単なるテストの実行だけではなく、テスト設計や計画まで対応できるテストエンジニアへと育成して参りました。また、2018年4月より、ISTQBをはじめとするソフトウェアテスト技術者資格の取得に向けた社内プログラムも開始しており、2021年3月末には、ISTQB認定資格保有者数が当社グループ全体で368名を突破するなど、業界トップレベルの人員規模となりました。
 これらの取り組みの結果、デジタルハーツがISTQBパートナープログラムにおける「Platinum Partner」、また、グループ会社である株式会社エイネット及びDIGITAL HEARTS (Shanghai) Co., Ltd.が「Gold Partner」の認定を順次取得いたしました。これにより、ISTQBパートナープログラムの最上位となる「Global Partner」の基準を満たすことから、この度、デジタルハーツが「Global Partner」の認定を取得いたしました。
 デジタルハーツでは今後も、継続的に人材育成や技術力向上に取り組むことで、ソフトウェアテストに関する専門性を高め、顧客企業における高品質な製品開発を支援して参ります。

(※1)2021年7月時点のGlobal Partner認定社数
(※2)アジャイルQA…近年増加しているアジャイル開発に合わせたソフトウェアテスト手法

■ISTQB及びISTQBパートナープログラムについて

 ISTQBとは、ソフトウェアテストに関する国際的な資格認定団体であり、ソフトウェアテストのプロフェッショナルを認定する資格を設けることで、ソフトウェアテスト技術者の育成を図ることを目的として創設された団体です。
 ISTQBパートナープログラムでは、組織内のISTQB認定技術者のレベルと認定数に応じてポイントが加算され、合計ポイントに応じた「Silver」「Gold」「Platinum」「Global」の4つのランクが設定されており、所属する技術者が国際基準で認められる技術力を持つことの指標となります。
 このうち「Global Partner」は、1ヶ国で取得できる最も高いランクである「Platinum」と、2つ以上の「Gold」を少なくとも2か国以上で認定されていることが必須となります

(※) 各社の会社名、サービス・製品名は各社の商標または登録商標です。

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