デジタルハーツ、2021年1月にSAPサービスパートナー認定を取得し SAP向け総合テストソリューションの提供を本格開始 ~自動化ツールの活用によりSAPマイグレーションを短期間・低コストで実施~
株式会社デジタルハーツ(以下、「デジタルハーツ」)は、2021年1月にSAPサービスパートナー(PartnerEdge Service)認定を取得し、2021年2月よりSAP向け総合テストソリューションの提供を本格的に開始いたしましたのでお知らせいたします。
■本サービスの特徴
Point 1:SAP社も推奨する影響分析ツール「Panaya」で大幅工数削減を実現
・アップグレードやシステム移行時の影響範囲をわずか48時間で可視化
・影響の深刻度及び使用頻度を軸に改修作業の優先度を自動的にリストアップ
・ソースコード等修正内容を自動生成
Point 2:SAP社も使用するテスト自動化ツール「Worksoft」の活用により精度の高いテストを効率的に実施
・Panayaと互換性の高いテスト自動化ツール「Worksoft」と「Panaya」のテスト管理機能を活用し、
テスト工数・コストを大幅削減
・テスト時に作成した自動化スクリプトの再利用により、運用のRPA化にも対応
Point 3:テストに精通した専属エンジニアがテストコンサルからテスト実行まで担当
・SAP特有の知見を有したエンジニアがテスト専門企業ならではのノウハウを活用し、
テスト工程すべてのマネジメントを実施
・国内だけではなく、ベトナムやバングラディッシュにもSAP専属チームを設立し、
顧客ニーズに合わせ柔軟に対応できる体制を整備
■サービス提供の背景
SAP社が提供する統合基幹業務システムは、世界的に高いシェアを誇る製品であり、日本でも多くの企業が導入しています。これらの統合基幹業務システムは、各企業によるカスタマイズやグループ会社間の連携等複雑化していることが多く、機能拡充等アップデートの度に、搭載される新しい機能と従来の機能との整合性を確認するためのテストに膨大な時間と人的リソースがかかることが課題となっております。さらに、2027年に従来型のSAP統合基幹業務システムの保守サポートが終了することから、その後継製品である「SAP S/4HANA®」への移行を進めるユーザー企業が増加しており、SAPエンジニア不足が深刻化しております。
デジタルハーツでは、これらの課題を解決するため、SAP特有のノウハウや自動化の知見を持つエンジニアの育成に努めるとともに、顧客企業と自動化ツールの活用に関するPoC(Proof of Concept)等を行うことで、SAP向けのサービスを提供するための体制を構築して参りました。
この度、「Panaya」や「Worksoft」といった自動化ツールの有用性の高さの確認や、これらのツールを活用できるSAPエンジニアの増強、さらにはSAP社のサービスパートナー認定取得等、SAP向け総合テストソリューションサービスの提供に向けた体制が整ったことから、2021年2月より本サービスの提供を本格的に開始いたしました。
【本サービスに関する問い合わせ先】
株式会社デジタルハーツ ERP事業本部 山根
電話:03-5308-1151 (月~金:9時半~18時半/土日祝:休日)
E-mail:hp_service@agest.co.jp
(※) 各社の会社名、サービス・製品名は各社の商標または登録商標です。