デジタルハーツ、AIによる高拡張型異常検知システムを提供する Aella Dataとの協業を発表 ~広範なネットワーク環境に対応した高度なAIセキュリティソリューション~

システムテストサービスを提供する株式会社デジタルハーツ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:玉塚 元一、以下、「デジタルハーツ」) は、AI(人工知能)による高拡張型異常検知システムを提供する先進テクノロジーベンダーである Aella Data(エイラデータ)社(米国カリフォルニア州、CEO:Changming Liu)と協業し、仮想環境およびクラウド環境における不審なイベントを包括的に自動検出するセキュリティソリューションの提供を開始します。

サイバー攻撃の攻撃手法は日々高度化しており、企業は進化する攻撃を検知・防御するための新しいセキュリティツールを導入する必要性に迫られています。しかし一方で、増加するツールの管理・監視や、多数のアラートの対応に追われ、重大な攻撃を見逃してしまったり、システム環境の複雑化により、既存のセキュリティ監視システムでは、クラウド環境や仮想サーバー/ネットワークまで網羅できずにいるのが現状です。

Aella Data社のPBDS (Pervasive Breach Detection System:高拡張型異常検知システム)である 「Starlight(スターライト)」は、ネットワークの規模や複雑さに関わらず、ネットワーク全体のサイバーブリーチ(ネットワーク侵害)を検出します。Starlightが起動されると、特定の環境の行動ベースラインモデルが迅速に確立され、異常な振舞いやネットワークを侵害するイベントを自動的に検知します。Starlightの高度なAIテクノロジーは、24時間体制の自律型仮想セキュリティアナリストのように動作し、ネットワークを常に監視、学習します。そのため、Starlightの検知システムのインテリジェンスと予測能力は改良され、より正確に検知できるよう進化を続けます。Starlightのコアは、広範なデータ収集とDistributed Security Intelligence™(分散型セキュリティインテリジェンス)アーキテクチャに重点を置いている点が、他のソリューションとは異なる特長です。

これまでハッカーがセキュリティの盲点を突く攻撃を人知による解析に要した時間の30,000分の1で検出することができ、作業工数にして6.5億円の作業費が2万円、所要時間にして200日が10分で、侵入やデータ漏洩の原因を検出することが可能になります。

Aella Data Starlight PBDSの主な特長

・分散型のインテリジェントな軽量センサーが、広範囲のカバレッジを提供し、仮想環境やクラウド環境を含むすべてのネットワークの盲点を排除
・ネットワークやサーバー、アプリケーション、FW(ファイヤーウォール)/IDSなどのセキュリティデバイスからのイベント、脅威フィードなど多くのデータソースからのデータを収集、検査し、相関的に分析
・Distributed Security Intelligence™アーキテクチャが、サイバーキルチェインのあらゆる段階で幅広い検出をサポート
・高度なAIによる分析が、ノイズ(不正確なアラート)を効果的に排除し、重要なアラートのみを提供
・Starlightのビッグデータプラットフォームにより、リアルタイムおよび過去の分析と検出の両方をサポート
・重要なIT資産への攻撃を360度表示
・物理環境や仮想環境、コンテナ環境、オンプレミス、パブリッククラウド、ハイブリッド環境など、あらゆる環境のデータを柔軟かつ迅速に分析

Aella Data社は、ハッキングプロセスの初動段階で送信元からの通信を自動的に遮断する機能の提供も予定しています。さらに、将来的には、EDR(Endpoint Detection and Response)などのセキュリティシステムとの連携も視野に入れています。

価格と提供について

「Aella Data Starlight」
サブスクリプションライセンス
年額544万円〜(税別)※提供を終了しました

Aella Data社について

2015年に設立されたAella Dataはカリフォルニア州シリコンバレーに拠点を置いています。Aella Dataのテクノロジーにより、あらゆる規模の組織が、データの盗難やダメージを受ける前にコンピュータシステムやネットワークへのセキュリティ侵害を検出することができます。Aella Dataの特許出願中のDistributed Security Intelligence™(分散型セキュリティインテリジェンス)アーキテクチャ上に構築されたAella Data製品により、企業は、ブラインドスポットやパフォーマンス上の問題、または莫大なコストをかけずに、何十万ものシステムにわたってセキュリティ検出を拡張できます。セキュリティアナリストは、数カ月から数分に検出する時間を短縮し、数千からわずかのアラート数に減らすことによって、前例のない侵害検知の時間と精度を達成することができます。

【本サービスに関する問い合わせ先】
株式会社デジタルハーツ エンタープライズ事業本部 セキュリティ事業部 花垣、宮崎
電話:03-5308-1151 (月~金:9時半~18時半/土日祝:休日)
E-mail:hp_service@agest.co.jp

【本件に関する報道関係者の問い合わせ先】
株式会社デジタルハーツ IR広報室 山岸
電話:03-3373-0081(月~金:9時半~18時半/土日祝:休日)

(※) 各社の会社名、サービス・製品名は各社の商標または登録商標です。

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