AGESTの提供する非機能テストで、従来のテストプロセスを改善。大幅なコスト削減と効率化を実現したジー・プラン株式会社の取り組みとは。
Ｇポイント事業、メディア事業、ポイントプラットフォーム事業、広告代理事業
プラットフォームビジネス部 PF開発チーム チームリーダー 良田 和隆様
- 長年にわたって別企業に依頼していた脆弱性診断、クオリティを下げることなく、大幅なコストダウンを実現
- 内部リソースで対応し、我流になってしまっていた性能テスト、専門家から新たな手法を学び、テストの質が大幅に向上
- リソース不足で進められていなかったテスト自動化、AGESTの伴走支援によって短期間で3つのサービスの自動化に成功
日本最大級の提携企業網を活かし、Gポイント事業をはじめ、さまざまな事業を展開しているジー・プラン様。ジー・プラン様には当社の「脆弱性診断」「性能テスト」「テスト自動化支援」をご利用いただきました。今回はプラットフォームビジネス部 PF開発チーム チームリーダーの良田様に、ご依頼いただいた経緯やご依頼内容、今後の展望などについてお聞きしました。
Gポイント事業から始まり、さまざまな事業を展開している
はじめに、貴社の事業内容を教えてください。
良田様：弊社は大きく分けて4つの事業部に分かれています。まず1つ目がGポイント事業、2つ目がメディア事業、3つ目がポイントプラットフォーム事業、4つ目が広告代理事業です。弊社は元々Gポイント事業から始まった会社ですが、現在ではUGCサービスサイトの運営やポイント交換プラットフォームの提供、そして広告代理事業も手がけています。
良田様が現在所属している部署についても教えてください。
良田様：私は現在、ポイントプラットフォームビジネス部のPF開発チームに所属しています。主にある企業様のポイントを別の企業様のポイントに交換するプラットフォームの開発を担当しており、それと並行して他企業様向けにポイント交換サイトのフロントエンド開発も行っています。
長年にわたって同じ会社に脆弱性診断を依頼していたが、費用対効果に疑問を持ち始める
AGESTに依頼する前は、どのような課題を抱えていらっしゃったのでしょうか？
良田様：弊社には3つの課題がありました。
1つ目は脆弱性診断についてです。弊社は長年、別の企業に診断を依頼していました。私が入社する前からずっとその体制だったのですが、提示される費用が本当に市場価格として適正なのかどうかがわかりませんでした。会社全体としても「いつもあそこに頼んでいるから、今回もそこでいいよね」という状況が続いていましたが、会社として費用対効果に疑問を感じ始め、診断のクオリティを落とさずにコストを抑える方法を探していました。
2つ目は性能テストについてです。性能テストについては内部リソースでやっていたのですが、我流になってしまっている部分があるという課題を感じていました。外部に依頼することで、性能テストのやり方を見直したいと考えていました。
3つ目はテストの自動化についてです。OSやアプリケーションのバージョンアップが行われるなか、それに合わせて頻繁にシステムが正常に動作するかを確認する必要がありますが、それを毎回手動で行っていたため、作業が追いつかない状況でした。そこでテストの自動化を行い、バージョンアップ後に自動テストを実行するだけでOKという状態にしたいと考えていました。テスト自動化を推進するため、1年ほど前にAutify（オーティファイ）を導入したのですが、リソース不足でうまく活用することができていない状態が続いていました。
AGESTを選んだ理由は、圧倒的なコストパフォーマンス
当社を知ったきっかけ、また当社に依頼することを決めた理由を教えてください。
良田様：AGESTのことを知ったきっかけは、2023年に開催されたJAPAN IT Weekという展示会です。たまたま私がAGESTのブースの近くを通ったときに声をかけていただきました。その際に弊社のテスト自動化の現状をお話しさせていただいたところ、AGESTがテスト自動化支援を行っていることを知り、興味を持ちました。またお話をしているなかで脆弱性診断もやっているということだったので、まずは一度お任せしてみようと考えたのです。
他社サービスとの比較の結果、なぜ当社を選んだのかを教えていただけると幸いです。
良田様：AGESTを選んだ理由は、圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。その当時に依頼していた会社と比べると脆弱性診断にかかる費用を大幅に抑えることができました。社内でも検討した結果、クオリティに関してはやってみなければ分からない部分も大きかったのですが、まずはAGESTにお願いしてみようと考えました。
大幅なコスト削減だけでなく、テスト手法の見直しや短期間でのテスト自動化を実現できた
当社への依頼によって、実際にどのような成果が出たのかを教えてください。
良田様：脆弱性診断については、大幅にコストを削減できました。診断のクオリティを落とすことなく、コスト削減が実現できた点はとても良かったですね。
脆弱性診断で思っていた以上の成果を出してもらったことで、弊社としてもAGESTにさらなるご支援をお願いしたいと考えるようになりました。そのような状況で、新たに性能テストやテスト自動化支援の提案をしていただきました。
性能テストについては、テスト仕様書のクオリティが非常に高く、私たちが今まで気付かなかったことを学べました。例えばスパイクテストなど、これまで行っていなかったテストの必要性を再認識することができました。またテスト仕様を決めていく過程で行われるヒアリングの中でさまざまなアドバイスを頂きました。
テスト自動化支援については、3ヶ月という短期間で3つのサービスのテスト自動化を完了し、4つ目のサービスの途中まで進めることができました。当初はこの期間で2つのサービスのテストを自動化できればと考えていたのですが、想定していた以上の成果を出していただきました。従来は手動で行っていたテストを自動化したことで工数を大幅に削減できました。
当社からのサービス提供を受けて、社内で変化はありましたか？
良田様：脆弱性診断に関しては長年にわたって別の企業に依頼していたこともあり、社内に与えたインパクトは大きかったです。実際に経営層にもAGESTの話が伝わり、全社的にコスト面の見直しを進めていく雰囲気が生まれたと思います。
そして、脆弱性診断だけでなく性能テストやテスト自動化支援をしていただいたおかげで、非機能テストにおける従来のテストプロセスを改善できたと考えています。
当社のサポート体制面についてはいかがでしょうか。
良田様：AGESTのサポート体制は非常に充実しており、何でも相談できるような安心感がありました。開発の遅れなどで脆弱性診断や性能テストが予定通りに進められなかった時も柔軟に対応していただき「AGESTに相談すれば何とかしてくれる」と感じていましたね。
また、コミュニケーションツールとしてSlackを導入していただいたことも良かったです。メールベースだとレスポンスが遅くなりがちですが、Slackを使うことで素早いレスポンスが得られスムーズにコミュニケーションをとることができました。
AGESTは弊社の課題解決に寄り添った伴走支援をしてくれるので、とても頼もしい存在だと感じています。
新規事業や海外展開を進めていくなかで、今後もAGESTのソリューションを提供してほしい
今後の事業の展望をお聞かせください。
良田様：ポイントプラットフォーム事業としては、これまでのポイント交換屋さんのイメージから脱却し、ポイントを発行する方面にも力を入れていきたいと考えています。また、海外展開も視野に入れています。具体的にはまだ決まっていませんが、インバウンド需要などを考えるとアジア圏がターゲットになるかもしれません。
今後の当社に期待することについても教えてください。
良田様：AGESTとの今後の関わりで期待することは、これから新規事業や海外展開を進めていくなかで、継続して脆弱性診断やテスト自動化支援などでご協力いただけたらと思っています。また新しいソリューションなどができた際には、ぜひ今後もご提案をしていただきたいです。
最後に、AGESTのサービスを検討されている方へメッセージをお願いします。
良田様：AGESTは丁寧なヒアリングのもと、その会社の状況に合わせたソリューションを提供してくれます。特に性能テストを自社で行っている場合は、一度プロの目で見てもらうことをオススメします。通常は自社で行っている性能テストをAGESTに依頼したことで、多くの気づきを得ることができました。自社のテスト方法が適切かどうか、足りない点はないかなど、プロの視点から評価してもらうことで新たな気づきが得られると思いますので、ぜひAGESTのサービスを導入することを検討してみてください。
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