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研究テーマ

近年Webアプリケーションやクラウドアプリケーションのセキュリティは大きな問題になり、その対策手法は大きな進化をとげました。しかしIoT機器に対するセキュリティ対策は研究途上にあり、そのセキュリティテストの根幹であるファジングテストは重要なセキュリティ品質の担保のための研究テーマになりえます。

本研究ではOSSを含め様々なセキュリティファジングツールを評価するとともに、あらゆるIoTに対して最適なファジングツールを適用する手法を研究します。 今後起こり得ると思われるIoT機器におけるハッカーによる大規模攻撃に備えるための重要な研究をAGEST Testing lab.で行っていきます。

研究者

加藤 雅彦(かとう まさひこ)

長崎県立大学 情報システム学部情報セキュリティ学科教授
1998年株式会社インターネットイニシアティブに入社し、官公庁のシステム運用、ネットワークシステム設計構築業務、脆弱性検査サービスの立ち上げ、大学との共同研究等の業務に従事。日本ネットワークセキュリティ協会の幹事や日本セキュリティオペレーション事業者協議会、日本セキュリティ監査協会など様々な業界団体での活動を行い、経済産業省など官公庁の委員も勤める。2016年長崎県立大に着任し、情報セキュリティの研究と教育を行う。情報処理学会、電子情報通信学会会員。

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